ディディが語る「日本とネパールの違い」

ある日、いつものように友達のお店で座ってのんびりしていると、ある40代ぐらいのネパール人女性がお店に買い物に来ました。

ナマステ~とあいさつをすると、僕のことを珍しそうな目で見ながらも、笑顔であいさつを返してくれました。そこからなんだかんだ話が弾み、そのディディとたくさん会話をしました。

話の中心は日本とネパールの違いについて。

ディディはネパールと日本の決定的な違いは人の時間の使い方と言い、こんなことを言っていました。

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日本人はとにかく働きすぎ。
いつ、どこにいても忙しそうにしていて、一体何のために生きているのか聞きたくなる。お金がいっぱいにあるのに、そんなに働き続けることに何の意味があるの?
働くことが悪いのではないのよ。
でも働くことによって大切にしている人と一緒にいる時間が減るのは悪いこと。
日本人はお金を稼ぐことに時間をつかいすぎよ。
お金を稼ぐための働く時間を減らして、親や友達、大切な人と一緒にいる時間をもっと増やすべき。
今、私とあなたが話しているこの時間も日本ではあまりないんじゃない?
日本ではこうやってお店の前で知らない人とどうでもいいようなことを言えるような社会ではなくなっている。なぜなら人と人とのつながりが弱くなっているし、そもそもそんな時間の使い方をもったいなく感じてしまうから。
日本人は今本来の時間の使い方がわからなくなっている。
日本はネパールにはない沢山のお金があり、恵まれた環境で、ものに不自由なく生活できる。でも私は日本のその環境を恨まやしく感じない。
心配性な日本人は将来の貯蓄のためにこれからもっと働き続ける。
特に若い日本人には心にゆとりがないまま、気づいたら年寄りになっている。
私は今の日本の社会のシステムに違和感を持っているの。
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僕よりも2倍近く生きていて、波乱万丈な人生を送ってきたディディの言葉は、ものすごく説得力がありました。

そのあと、僕が一人暮らしでご飯はレストランとかで食べていることを言うと、ディディは、栄養面とか大丈夫?料理は愛情が必要!レストランだけだと寂しいでしょ。今度うちにご飯食べに来てよ!と言うので、お言葉に甘えて、次の日さっそくごはんをごちそうしてもらいました。

チキンダルバートとからあげ!!普段あまり食べないチキンをわざわざ買ってきてくれていました。もううれしすぎて、涙が出そうでした。。

味はもちろん絶品!!なによりディディの愛情がたくさん詰まっていました。

ごはんを食べ終わると、今度はディディとその娘さんとでスワヤンブナートに行くことに。右に座っているのがディディ、犬好きの娘さんは捨て犬を見つけテンションマックスでした(笑)

その後も、ディディはいつも僕のことを気にかけてくれています。
ごはんはちゃんと食べてる?悪いことはしちゃだめだよ!と電話をしてきたり、本当の家族のように扱ってくれています。本当にうれしいです。

人と人とのつながりが弱くなってしまった日本では、ここまで赤の他人に対して尽くすことのできる人は、一体どのくらいいるのでしょうか?

「日本にあって、ネパールにはないもの」たくさん思いつくと思います。
では「ネパールにあって、日本にはないもの」あなたはいくつ思いつきますか?

2 件のコメント

  • こんにちはヽ(´ー`)ノいつもTwitterでも拝見させて頂いております!

    実はこれ、非常に難しい話なんですよね
    グローバル化とネットのインフラが進んで、ネパールのど田舎でも
    Facebook等で各国の状況や現地で働いているネパール人の状況等も
    手に取るように分かるようになってきました、もちろんどこの国が稼げるか
    等の情報もですね。

    私が初めてネパールに行ったのが1991年、もうかれこれ26年ネパールと
    付き合っている状況なのですが、当時と違い、外国人よりも裕福なネパール人が
    とても増えてきました、キングロードにあるケンタッキーwやピザハット
    タメルのFire and Ice等外国人観光客とネパール人双方が訪れる店に行くと
    最早、外国人観光客のほうがネパールの中上流家庭の家族より安い注文を
    しているのをよく見かけます、昔はピザ?何それおいしいの?という
    ネパール国民でしたが・・・

    また、オーストラリア等、日本より稼げる国へ出稼ぎに行くことで
    先進国の中流層の若者より現地で稼いでいるネパール人の若者も増えてきました

    途上国で沈没している先進国の若者を尻目に、彼等はどんどん豊かになって行っています

    勿論、私もMoney is ALLではありません、ネパールの労働環境もゆったりしていて
    とても大好きです、ですがつい先日のクラクション規制等を含めて「ゆるいネパール」
    というものが急速に影を潜めつつあります

    昔よりも、ネパールでも兎に角お金がものをいう社会になってきました

    道を誤れば、気が付けばネパールの同年代の人よりもずっと貧乏になっていた
    という社会は目の前です、ネパールとの関係を続けながら十分にお金を稼ぐのも
    大変ですよね、でも何かしらまだ方法はあるはず、頑張りましょうヽ(´ー`)ノ!

    • 急速に変化を遂げるネパールに飛び込んだ去年、沢山の経験をしましたがまだ、いまだに多くの事柄について整理できていない状態です。昔と今は大きく違うし、数年後も大きく変わっているかもしれません。これからネパールで余裕をもって悠々自適な生活を送るためには、今まで以上に先を予想し、しっかりと考えていかなければいけませんね。少し身が引き締まりました。お互い頑張りましょう!!わざわざコメントありがとうございました!

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