ネパールで海外旅行保険を使った病院の受診について

実は6月に入ってから病院で一泊だけ入院しました。

海外保険を使った国際病院の受診、ネパールを旅行される方は不安な面があると思いますので、僕が体験した様子(流れ)を詳しく説明したいと思います。

ネパールに来てから2か月が過ぎ、順調にネパールでの生活を送っていたある日、朝起きたら突然顔に無数の湿疹ができていました。

かゆい、かゆい、かゆい、かゆい、、、やばい。

このときは顔が真っ赤で、ほんとうに焦りました。
すぐに友達のネパール人に電話をかけ、病院に連れて行ってもらいました。
病院の名前はSwacon International Hospital(上写真の病院)タメル地区からバイクで10分ほど、小さな川沿いにあります。

ここは旅行者のみを対象に治療を行う病院のようで、僕が訪院した時には患者は一人もいませんでした。そのため、待ち時間もなくすぐにお医者さんに診てもらうことができました。これが待合室の写真。

はじめに看護婦さんにベッドが4つある大きな部屋に通され、その一つのベッドに横になるよう指示されました。すぐにお医者さんが来て僕の症状について、いくつか質問をしてきました。

「症状を具体的に教えてくれる?」
「いつから症状が出始めたの?」
「症状について思い当たる節はある?」

質問に答え終わり、僕が一番不安に思っていた海外保険について聞くと、
「海外保険証みせてくれる?僕が電話してみるよ。」と言うので
海外保険証をお医者さんに見せると、すぐに保険会社に電話をしてくれました。

お医者さんが電話をしている最中、看護婦さんが来て血圧、心拍数、体温検査、血液採取を行いました。

一通り検査が終わると、お医者さんに
「今日は君の様子を見なければならないから、一泊この病院に入院しなさい。あと、この病院は保険会社と提携してないから、日本に戻ってから保険会社に治療費を請求して。」と言われました。

しかし、僕は現金を持ち合わせていなかったので、「そんなの無理だ!!」というと、
お医者さんは再び旅行会社に電話をかけ、最終的にキャッシュレスという形で、保険会社と病院が直接お金のやり取りを行ってくれることになりました。本当にお金がなかったので助かりました。。

そのあと直接保険会社の人から日本語で様々質問をされました。

「症状を具体的に教えてくれる?」
「いつから症状が出始めたの?」
「症状はネパールに来る前にもみられた?」

お医者さんとほとんど同じ質問でした。

最後に「実は最近はネパールだとトレッキング中に高山病になったと嘘を言って、ヘリコプターで病院に搬送するような例もあるのよ。」と言っていました。
保険会社の人も大変なようです。。

こうして無事、海外保険の適用に関してはOKが出ました。

ちなみに、これが僕が泊まった部屋のベッド。窓際の良い位置にあります。

ベッドで横になっていると定期的に看護婦さんが血圧と体温、心拍数の検査をしに来たり、薬用のクリームを持ってきて使用方法など丁寧に教えてくれたりしました。
また、海外保険に関する申請用紙やらなんやら7枚近く、渡され書きました。これがかなりめんどくさかったです。。
また僕が部屋にいる間は、チヤを出してくれたり、Ncellのリチャージカードがほしいと言うと買ってきてくれたり、身の回りのことはなんでも親切に対応してくれました。
看護婦さんは「ほしいものがあればなんでも言ってね!!」と何度も笑顔で言っていました。(笑)
ありがたや~

そして夕食。メニュー表を渡され、その中から自分の好きなものを選ぶシステムでした。
僕はこちらを頼みました!
じゃじゃん!

ピザとサラダ。
サラダは美味しかったのですが、ピザは、、、少し残してしまいました。

ご飯を食べ終わると、飲み薬を飲み、その後就寝しました。
朝起きると、湿疹はほとんどなくなり、驚くほど回復していました。
退院後は数種類のクリームを処方され、2日後には完治。

最後に、再び病院で顔の状態を確認してもらったあと、入院中の診察データを記録した患者記録ファイルを受け取り、無事治療は終了しました。

病院に来る前は、「ネパールの病院、衛生面とか大丈夫なのー?!絶対行きたくない!」と思っていましたが、実際、この病院は超が付くほど綺麗な上、お医者さんはとても紳士的、看護婦はとてもフレンドリーで安心して治療を受けることができました。

海外保険を使って国際病院を受診される際は、海外保険証とパスポートを必ず忘れずに持って行ってくださいね!!

もちろんケガ・病気がないのが一番ですけどね!

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