ネパール旅行中、こんなネパール人には注意!!③ ”日本語を話す詐欺師”

最近、ネパール人が日本人をだましてお金を盗むといった事案が増えているようです。

ネパールで一緒にビジネスをしないか?儲かるぞ!と言葉巧みに相手を信用させ、最終的に土地を買わされそうになったり、お金を持ち逃げされたという話をよく耳にします。

今回、僕の友達がこの手の詐欺にひっかかりそうになりました。
僕も実際にその詐欺師に会って、様子をうかがってきましたので、今回はこの詐欺師の手口を詳しく説明していきたいと思います。ちょっとながくなりますが、是非読んでみてください

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

僕の友達Aさんは元々ネパールでビジネスを考えており、ネパールの女性の雇用を生み出すことを目標に、ネパールで精力的に活動をしていました。

Aさんはある日、タメル地区を歩いているといきなりネパール人に日本語で話しかけられたそうです。(以下、このネパール人詐欺師はMr.Pと書きますね)

「こんにちは、日本人だよね!?今一人で何してるの?」

Aさんは怪しいと思いながらも正直に、仕事で来ていることや自分のネパールでの目的について話しをしました。

するとMr.Pは感動した様子で、
「僕も一緒に活動がしたい!!ネパールの情報なら僕が何でも知ってるし、困っていることがあれば何でもアドバイスできるよ!もしよければお金も僕がすべてだしてあげる!」というのです。

そして今度はMr.Pは自分について話し始めました。
「俺は昔日本で20年近く住んでて、今は日本に4件の飲食店と1件の英語教室を経営している。そして、これからネパールに日本人向けの老人ホームをつくるんだ!」と言い、自分が日本とネパール、両国で活躍していることをアピールしてきました。

そして、別れ際に「お互いを知るためにもっとゆっくり話がしたい。僕の家はいまポカラにあるから今度おいでよ」と言われたそうです。

Aさんは怪しいと思いながらも、実際にMr.Pの家に行くことにしました。
ただ、やっぱりどこか不安だったAさんは友達のネパール人女性と僕を一緒に連れていき、Mr.Pの様子を観察してみることにしました。

僕がAさんからMr.Pの話を聞いた時は、Mr.Pはかなり怪しいしお金目的であることはだいたい予想がついていました。なので、最終的に土地の購入の話になったり、お金を貸してほしいという話になったら、すぐにMr.Pから離れようとAさんと話しをしました。

そしてポカラにつき、Mr.Pと会いました。
Mr.Pは車で色んな所にドライブに連れて行ってくれました。

Mr.Pは車中、Aさんのネパールでの目的達成のための手段を真剣に考えてくれていました。こうすればきっとうまくいく!そのために俺はこうゆう風に動くから、君も一生懸命頑張って!一緒に頑張っていこう!などなど、言っていることはなんだかんだ説得力のある言葉ばかりでした。

すると今度は、いきなり外の空き地を指さし、あそこに今度俺があたらしい銀行をつくるんだ!とか、あそこのビルの空きフロアーは俺が前買いとったんだ!と言い、自慢をしつつ、ネパールでの自分の地位の高さをアピールしてきました。(多分これらの話は嘘です)

そして、時々ポカラの土地の話を挟んできます。
土地を買えば数年後には必ず価値が上がるから、今が買いの時期なんだとか、こういった感じです。

ドライブの終盤、Mr.Pの友達の家でご飯を食べることになりました。Mr.Pと僕たちが家につくと、その家族は笑顔で迎えてくれました。簡単にあいさつをするとチキンダルバートをごちそうしてくれました。
ごはんを食べながら、その家族はMr.Pのことをとても良い人で、たくさんの人を支えているすごい人なんだと言うのです。このとき、Mr.Pを持ち上げている感じになんだか違和感をもちました。
今となっては、この家族もMr.Pと組んでいたのかもしれません。多分僕たちを信用させるための手段だったのでしょう。来客(外国人)を迎えるのに慣れ過ぎているようでしたし、終始Mr.Pを接待しているようでした。Aさんと一緒に来ていたネパール人女性も、この家族とMr.Pの様子にものすごく違和感を感じたそうです。

そして、Mr.Pは僕たちとかなり関係が打ち解けてきたと感じたのか、ようやくこの話を持ち掛けてきました。

ポカラで一緒に土地を買わないか?絶対に儲かるから!

来ました、来ました。
この言葉を待っていました。Mr.Pの目的を聞けたのでここで、さよならです。

Aさんは考えておくとだけ伝え、僕たちはその後すぐにポカラを離れました。

ちなみに、僕たちのポカラでの滞在中(2泊3日)のホテルやごはんはMr.Pがすべて無料で提供してくれました。これも、僕たちとの仲を深め、信用させるためだったのでしょう。

また、後に聞いた話なのですが、AさんはMr.Pから名刺を渡されていたそうです。
一応Mr.Pについてネットで調べてみることにしました。すると英語教室のホームページが出てきました。この時点で信用してしまいそうですが、実はこのホームページの会社に電話をしてもつながりません。昔は本当に経営していた可能性は高いようでしたが、今は経営しておらず、ダミーのホームページになっていました。

以上が今回僕が体験した話です。

今回の詐欺の手口についてまとめてみると、

・詐欺師はタメルなど旅行者が集まる地区で日本人を狙って、日本語を使って話しかけてくる。(話をしていくうちに、一緒にビジネスの話をしようと持ち掛けてくる、もしくはネパールでの活動に一緒に協力したいと言ってくる、とにかく関わろうとしてくる)

・詐欺師は自分ことを信用させるため、日本、またはネパールでバリバリのビジネスマンとして活躍していることをアピールしてくる。

・詐欺師は細かな連絡のやり取りを欠かさず行ってくる、そして自分の家に呼んだりして仲を深めようとしてくる。

・友達の家に連れていき、詐欺師のことをさらに信用させようとする。

・信用させたら、土地購入の投資話や金銭の話を持ち掛けてくる。

こんな感じです。

※ネパール人と共同で土地を購入すれば後に土地の価値は上がるかもしれません。
しかし、基本的な話になりますがネパールでは外国人個人での土地の所有は認められていないため、土地所有権はすべて一緒に投資するネパール人にあります。こうなると土地を持ち逃げされる可能性は非常に高いです。実際に何件も持ち逃げされている被害がありますので、ネパール人からの土地購入の投資話はきっぱり断りましょう。

ネパールに旅行される方、在住の方、みなさんの中には、
そんなこと本当にあるの?あっても騙されるわけないじゃん!と思っている人は多いかもしれません。しかし、この手の詐欺は意外にも身近に行われていますし、その手口は巧妙で嘘を見破るのは難しく、騙されてしまう可能性は高いと思います。

ネパールでおいしい話(ビジネスの話や土地購入の投資話など)を持ち掛けてくるネパール人は、決して良人ではありません。すべて悪人です!そのくらいのスタンスでいないと、騙されてしまいます。

みなさんもこのような詐欺がよく起こっていることを留意しつつ、ネパール旅行、滞在を楽しんでくださいね!



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA