在留邦人1100人のネパールだからこそ起こり得る心理的誤判断について

平成28年10月1日の時点で、ネパールに住む日本人は1107人になりました。

ネパール国内にいる日本人がこれほど少ないと、何かしら問題が起こりそうな気がします。今回はそんなネパールで起こりそうな問題について考えてみました。

どんな問題が起こるのか?

僕が心配するのは「身近に出回る情報の正確性」の問題です。その情報が正しいのか、はたまたでたらめなのか、情報の取捨選択はネパールで生活するにあたってとても大切になってきます。

いやいや、当たり前でしょ!もう子供じゃないんだよ!情報の取捨選択ならしっかりできてるよ!」と思う人がほとんどかもしれませんが、意外にできないような状況が存在することに最近気づきました。

今回はそんな心理的誤判断が起こりそうなシチュレーションを書いていきたいと思います。

例えばの話・・・・

初めて出会った人と一対一で会話をしている時のこと。美味しいご飯屋さんの話になりました。すると話し相手はあるレストランの話をしました。

自分はその話についてあまり信じることはなく、信憑性の薄い話だなと考えます。

次に、複数人の場合を考えてみます。話し相手が二人になりました。(噂好きAくんと暇を持て余すBさん)先程の様に一人(Aくん)がレストランの話をします。すると、もう一人(Bさん)もその話を知っていました。そうなると、Aくんの話の信憑性は一気に高くなり、自分も信じてしまう可能性が高くなります。

でも、ここは在留邦人たったの1100人のネパールです。実はこんなことことだって起こり得るんです。

実は情報の発信元はどっちも同じ人(ネパール在住20年、現実と空想の境目がわからなくなった自称ネパールマスターXさん)だったんです。在住歴の長く、見かけ上説得力のありそうなXさんの前では、Aくんも、Bさんも、その情報を頭の中で正しく処理することはできませんでした。

そしてさっきのシチュエーション。二人のいる前でAくんはXさんから聞いた話を話題に出します。するとBさんも同じ話を知っていました。AくんもBさんも意気投合。ここで、AくんもBさんもXさんが話していたことがやっぱり本当だったんだ!と思うことでしょう。

こんな感じで、Xさんからの噂が人を介すごとに変に信憑性が高まっていき、最終的にはネパール在住日本人みんなに真実ではないレストランの悪評が知れ渡るのです。

デマの発信元はたったの一人。そして普段なら信じないことでも、集団的心理が働き信じてしまう可能性が高まる。これは日本でも起こることだと思うのですが、在留邦人の少ない、コミュニティの小さなネパールでは特に起こりやすいと僕は思っています。なんてったって1100人、大きな学校みたいなものです。

今回の話はかなり極端に書いてみましたが、、、実際にはもっと多くの人が関わり膨大な会話の中の一瞬に、ありそう!って思うようなきわどいラインの話(噂)が出た場合、常識がある人でも正しく判断するのは難しくなると思います。。

では、デマ情報に騙されない&広めないためにはどうしたらいい?

さっきのレストランの噂が本当でなかったら、もしかしたらそのレストランは変な噂によって潰れててしまうかもしれません。とてもかわいそうです。

そんなことが起こらないようにするためには、どうしたらいいのか考えてみましょう。

例えば!右から窓の割れる大きな音がしたら、はじめは右を見て、窓の前にいる人が犯人だと誰もが考えます。

でも、ここで右を見た後に、一度でいいから左も向いてほしいんです。

左も見た自分は、もしかしたら右だけをみた自分にはない新しい考えを持つようになるかもしれないからです。

つまり、聞いた情報に対してはすぐに信じるのではなく、本当にそうなのかな?なんでそうなるのかな?その情報はどこから出ているのかな?根拠やデータがあるのかな?など一度軽く頭の中で色んな角度で物事を考えてみる&疑ってみるようにしてください。

僕のブログで書いている内容も疑ってみてください、普通に間違っていると思います(笑)

結局信じれるのは自分や本当に信頼している友人、日本大使館とかだと思います。ブログはもしかしたら、ちょっとだけ参考になることがあるかも知れないぐらいで見るのが良いです。

ネパールはデマ情報が広がりやすい国であることを忘れずに!そして噂大好きなおしゃべりさんには注意しましょう!!

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