ネパールへの旅行や留学するにあたって、気になるのがネパール人の英語力。
ネパール人は一体どのくらい英語を使えるのか、みなさんはご存知でしょうか??
実はネパールでは観光地を中心に多くのネパール人は英語を話せます。最近の学校では英語だけで授業をしているところも多くなってきています。
また、ガーバメントスクールでも国を挙げて英語教育に力を入れているようです。(ネパール語がお粗末になっているようですが。。)
ですので、きちんと学校に通い勉強した人であれば、基本的な英語を話すことができます。
これは僕が以前訪れたガーバメントスクールの様子。
こんなに小さい頃から、もうすでに英語を勉強しています。すごいですね。。。
ネパールではガーバメントスクールの先生の質は、プライベートスクールに比べはるかに低いので、生活が苦しくても将来の子供のことを考えて、みな高いお金を払って子供をプライベートスクールに通わせます。
ちなみに、この村の学校の授業料はガーバメントスクールで1000ルピーくらい(約1000円)、プライベートスクールで2000ルピーだそう。
一見私たちからみると安いように見えるかもしれませんが、ネパールの低い所得のことを考えると高額なんです。
カトマンズの都市部の学校ではこの数倍払ってたりするそう。
田舎の方では子供を学校に充分に通わせられない家庭が比較的多いこともあり、田舎に行けば英語を話すことのできる人は減ります。ただ、カトマンズでは教育を受ける子が多いのでほとんどの人が英語を話せます。
ですので、ネパールへの旅行ではネパール語が分からなくても、簡単な英語の単語を知っているだけでも、十分にネパール旅行を楽しむことができます。
では、短期間の旅行ならそんなに英語力がなくても大丈夫ですが、ネパール語留学などで比較的長い期間ネパールに滞在するとき、最低でもどのくらい英語ができないといけないのでしょうか??
これははっきりと答えるのは難しいのですが、高校の英語の先生が話す英語を聞き取れてるのであれば大丈夫だと思います…!!(やばい..わかりずらい….)
ぼく個人的な感想ですが、ネパール人の話す英語はアメリカ人やイギリス人の話す英語よりも格段に聞きやすいんです。ちょっとネパールなまりがありますが、慣れてしまえばすぐに聞き取れるようになります。
これはビソバサキャンパスの先生の英語です。(ネパール語も結構しゃべっていますが。。)
どうですか?思ったよりも聞きやすかったんじゃないですか??毎日こんな感じで授業が進んでいきます。
次にネパールのなまりについてまとめてみました。
・Rの発音が強い
River: リバー→リバール
Internet: インターネット→インタルネット
water ウォーター→ウォータル
Park: パーク→パルク
・ネパール人は「S」から始まる発音が苦手なので小さい「ィ」が入る
School: スクール→ィスクール
Study: スタディ→ィスタディ
Sprite: スプライト→ィスプライト
・「F」の発音は「P」に近い
Four: フォー→ポー
Friend: フレンド→プレンド
・その他
Design: デザイン →デジャイン
Bank: バンク →ビャンク
だいたいこんな感じです。
以前、村の少年に「ウィ ゴー トゥ リバール OK?」と言われたことがあります。その当時は訛りに気づかず、リバールってなんだ??、バザール(市場)みたいなものかなと思っていましたが、少年について行ったらこうなりました。

いい思い出です。。
学費の高いしっかりとしたイングリッシュスクールに通った人は、なまりのないきれいな英語を話します。そして、「ネパール人の英語の発音はすごくダメ!」とよく言っています。。
ネパール人の中にもネパール英語がきれいな英語ではないと自覚している人は多いようです。
ユーチューブにはこんな動画もありました。僕の周りの友達もこんな感じで英語を話します。
以上、ネパール人の英語について書いてみましたが、いかがだったでしょうか??
ネパールでの旅行・留学には必ずしも上手な英語ができなければいけないわけではありません。文法がわからなくても知っている英単語を並べて話せば大抵伝わりますし、最悪ボディーランゲージでもいいと思います。英語がうまくできなくても、案外大丈夫なものです。
どんな形であれ、結局は自分の思い・気持ちが相手に伝わればいいんだと思います。
ネパール人の人柄はとても穏やかで優しいです。恥ずかしからず、怖がらず、思い切ってどんどん、どんどん、ネパール人とコミュニケーションをとっていきしょう!!
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