ネパールを旅行される方はカトマンズのタメル地区でたくさんのお土産屋さんを見て回ると思います。
お土産を探しに、はじめてタメル地区を歩きまわると、かなり疲れます。
気に入った商品をみつけても値段交渉をしなければならない。
歩いていると知らないネパール人に話しかけられる。
人が多いし、バイク、車のクラクションがうるさい。
ごみだらけだし、空気も汚い。
肉体的にも、精神的にも、とにかく疲れます。
そんな時、僕は道にあるベンチや段差に座ったり、壁に寄りかかって少しの間休んだりします。上写真の女の子のような感じで。
そしてある日、僕は「今日の夕食はなににしようかな。」とかいろいろ考えながら、ぼーっと座って歩行者を眺めていると、一人のネパール人と目があいました。
すると、そのネパール人は無言で僕の目の前にあぐらをかいて座りました。
そして、ズボンの後ろポケットに丸めていれていたノートと鉛筆を取り出し、すぐに僕の絵を描き始めたのです。
普通ならここで断ればOKなのですが、どのくらいの腕前か知りたかったので、かいてもらうことに。
だいたい五分後に完成しました。描いてもらった紙はなくしてしまいましたが、こんな感じです。思ったよりはしっかりしたタッチで描いてくれています。特徴をつかんでいるか、つかんでいないかで言うと、つかんでないです(笑)
値段は50ルピーでした。
はじめは20ルピーを出しましたが、僕のポケットに50ルピーがみえたのか、そっちを指さし奪うような形でとっていきました。
今回紹介したケースも前に①で紹介したのと同様に、結局トラブルにつながりかねないので、今回みたいに無言で何かしようとしてくるとき(勝手に案内をしはじめる人もいます)には、きっぱりと断るか、その場から離れてくださいね。
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