ネパールへの海外旅行保険 クレジットカード付帯保険と海外旅行保険について

ネパール旅行や留学前に考えておかなければいけないのが、海外保険について。

ネパールでは突然、病気や事故、トラブルに遭遇することはよくあります。
特に病気。食事や水が体に合わない人が多く、皮膚の病気や下痢・高熱といった症状を発症する人が圧倒的に多いようです。トレッキングで来られる方は高山病の恐れもあるので注意が必要です。
また、事故やトラブルによっては自分が加害者となり、多額の賠償金を支払わなければいけないというケースもありえるので、是非保険には加入しておくことをおすすめします。
僕もネパールに来てから、一度海外旅行保険にお世話になりました。以前記事にもしましたが、だいぶ助かりました。
ネパールで海外旅行保険を使った病院の受診について説明します

短期間の旅行から長期間滞在する留学まで、その滞在期間に合わせた海外旅行保険プランをできるだけ低コストで組むことができれば助かりますよね。
そこで、今回は僕が留学前にいろいろ調べた海外旅行保険について詳しくまとめてみました。是非参考にしてみてください。

① 3か月未満のネパール滞在では、クレジットカードの付帯保険がオススメ

ネパールの滞在期間が3か月未満であれば、クレジットカードの付帯保険を利用することをおすすめします。この付帯保険というのは、楽天カードやエポスカードといったクレジットカードを旅行中に所持しているだけで、海外で自動的に保険が適用されるというものです。最近のクレジットカードのサービスは旅行保険に引けを取らないほどになっていますし、何よりこの付帯保険の一番のメリットは、保険料が無料であるということです。

この付帯保険についてネット上でいろいろ調べてみると、「クレジットカード付帯保険の利用の落とし穴」といった不安を煽るような記事をよく見ますが、最低限しっかりとした知識を持っていれば全く問題ないと思います。ただ、無料なだけに当たり前ですが普通の海外旅行保険に比べるとサービスは劣りますので、お金に余裕がある方や心配性の方は短期の海外旅行保険に加入することをお勧めします。

ここで付帯保険を利用できるクレジットカードをいくつか紹介したいと思います。選ぶコツは保険の中で最もお世話になる確率の高い「傷害・疾病治療」と「携行品損害」の額です。ここで紹介する3つのクレジットカードは中でも補償額が高いものを載せています。

エポスカード
年会費無料/自動付帯
傷害・疾病治療:200万円
携行品損害:20万円
傷害死亡・後遺障害:500万円
賠償責任:2000万円
救援者費用:100万円
キャッシュレス:OK

横浜インビテーションカード
年会費無料/自動付帯
傷害・疾病治療:200万円
携行品損害:20万円
傷害死亡・後遺障害:2000万円
賠償責任:2000万円
救援者費用:200万円
キャッシュレス:OK

楽天カード
年会費無料/利用付帯
傷害・疾病治療:200万円
携行品損害:20万円
傷害死亡・後遺障害:2000万円
賠償責任:2000万円
救援者費用:200万円
キャッシュレス:NG

※楽天カードは利用付帯であることに注意が必要。利用付帯はある条件を満たさないと海外での保険が利用できないというもの。また、キャッシュレスではないので、病院での支払いは患者が一時立て替えておく必要があり、これはかなり不便。
詳しくはこちらをどうぞ→楽天カード海外旅行保険の注意点←海外生活者の観点から
ちなみに、一般の保険会社の海外旅行保険はこんな感じです。

AIU海外旅行保険(90日間)36570円
傷害・疾病治療:2000万円
携行品損害:20万円
傷害死亡・後遺障害:1000万円
賠償責任:1億円
救援者費用:100万円
キャッシュレス:OK

損保ジャパンOFF海外旅行保険(90日間)旅行・PAタイプ 36300円
傷害・疾病治療:1000万円
携行品損害:30万円
傷害死亡・後遺障害:1000万円
賠償責任:1億円
救援者費用:1000万円
キャッシュレス:OK

クレジットカードの付帯保険に比べてかなり手厚い保証になっています。

このクレジッカードの補償額について心配な人はクレジットカードの複数枚持ちといった方法もあります。例えばエポスカードと横浜インビテーションカードと楽天カードの3枚を所持していると補償額は合算される形になります。

エポスカード&横浜インビテーションカード&楽天カード
傷害・疾病治療:600万円(200+200+200)
携行品損害:60万円(20+20+20)
傷害死亡・後遺障害:500万円(多いものが限度)
賠償責任:6000万円(2000+2000+2000)
救援者費用:500万円(100+200+200)
キャッシュレス:OK

こうなると大分安心ですよね。たくさんの保険がある中で選ぶのは大変かとは思いますが、自分の予算を考えながら、自分に合った保険を選択してください。

② 3か月以上のネパール滞在では、海外旅行保険への加入が必要

3か月以上の滞在となるとどうしても保険会社を通じて海外旅行保険へ加入する必要があります。
僕はネパールに10か月間の滞在の予定だったので、保険料もそれなりの値段でした。保険会社は東京海上日動を選び、だいたい12万円くらいかかったと思います。

かなりの出費となりましたが、今になってみれば入ってよかったと思っています。ちなみに僕はこのページから保険を選びました。とても見やすいので是非参考にしてみてください。
留学保険と海外旅行保険の格安比較 | e 海外旅行保険

※余談になりますが、僕が旅行保険について調べているときに、クレジットカードの付帯保険と保険会社の旅行保険の併用はできないのかと考えました。
つまり、はじめの3か月をクレジットカードの付帯保険を利用し、その後、残りの7か月を海外旅行保険に加入すればいいのでは?というものです。そうすれば、3か月分の海外旅行保険の代金が浮くので、他にお金を回せると考えました。しかし、保険会社への旅行保険の申し込みには飛行機のeチケットの提出が必須だったのでダメでした。

今回はクレジットカード付帯保険の利用と海外旅行保険の加入について書いてみましたが、いかがだったでしょうか。ネパールでは他の国よりも病気や事故、トラブルに遭遇する確率は高いと思います。特に、衛生面の悪さから体調を崩すという人は僕の周りには本当にたくさんいます。なので、ネパールへの長期滞在はもちろん、短期の旅行の場合にも絶対に保険に加入しておくことをお勧めします。

いざというとき本当に保険に入ってて良かったと思うものです。

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